更年期障害への鍼灸治療について

東洋医学的にみる更年期の体とこころの変化

更年期障害の鍼灸治療適応症状一覧

『黄帝内経素問』という古代の鍼灸学書には、女性は7の倍数の歳に体の変化が起きると記載されています。現代でいうところの更年期という概念は昔から存在しており、特に49歳を中心にした前後7年間は、閉経を伴った大きな節目として考えられています。

また、40代から50代にかけては、生活環境においても、家庭の問題などの変化が生じやすい年齢で、ストレスが大きくなり、例えば思春期のお子様をお持ちの方や、介護の問題などを抱えているケースは少なくありません。こういったストレスはホルモンや自律神経の乱れを生じてしまい、東洋医学の婦人科の古文献にも「七情の乱れ(感情の乱れ)」が様々な症状を引き起すと記載されています。

どのようにして鍼灸で更年期障害を改善するか

現代医学的な治療はホルモン療法が中心となりますが、副作用を気にされる方は多いでしょう。一方で、鍼灸をはじめとした東洋医学は、体のバランスを調えることで、ストレスの影響を軽減したり、ストレスそのものに対する抵抗性を高めていく治療法です。副作用の心配もなく、安心して受けられる自然療法であるというのも大きな特長です。

更年期障害に対しては、症状にたいへん個人差があるため、鍼灸治療の場合はまず問診をしっかりと行います。症状が出ている部分だけでなく、睡眠の状態や、胃腸、冷えなど、全身の状態を把握し、全体的に調えていくことが必要だからです。めまいや、頭痛や、首の痛みなど具体的な症状がある場合でも、バランスの調整をせずに首や頭の方にだけ治療を行うだけでは、一時的に症状が軽減するだけになってしまいます。

具体的には、症状の患部に加え、手足の末端や、お腹と背中にあるホルモンバランスや自律神経を調えるツボに対して鍼やお灸をしていきます。また、痛い鍼をすると緊張が強まってしまうため、当院では細い鍼を使用して治療を行います。治療の頻度は週に1回程度で継続し、経過をみながら頻度を減らしていき、治療を終了していきます。また、ご希望の方へは手足にあるツボへの自宅でのお灸のやり方をお伝えしております。

安全な自然療法で更年期のケアを

改善後のイメージ

更年期障害の症状は、怪我などと違い、外見上の変化がないため、周囲の理解をなかなか得ることができず、その苦しさを人に伝えたとしても、経験者でなければ同姓でも親身に受け取ってもらえないことがあるようです。現代医学的な治療も、理解のある医師に出会えなかった場合、積極的な治療をしてもらえなかったり、うつ病や精神疾患と診断され、依存性のある安定剤を長期間処方されてしまうケースもございます。

更年期といっても、40代前半から50代半ばまでと大変幅が広いため、当院ではできるだけ短い期間で治まるようにご協力できたらと思っております。鍼灸や漢方などの東洋医学は、人類が長年利用してきた実績のある治療法です。更年期に体調の不安を感じたら、安全な自然療法でケアをすることを強くおすすめいたします。

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