寝違えの治療について

普段感じることのないような激痛が起きたら先ずすること

 起床直後に発症することが多いので、俗称で「寝違え」と呼ばれる首の急性の激痛症状がございます。疲労の蓄積によりちょっとした動きが引き金になって起こり、腰でいう所のギックリ腰と似たような状態です。慢性的な首こりとは違い、日常生活上の首に少しでも負荷のかかる動作がほとんど制限されるくらい激しく痛みます。

 首は身体の中でも重要な場所になりますので、普段感じたことのない激痛を感じたら、まずは病院へ行きましょう。首を揉んでもらったり、自分でストレッチしたりすると悪化することがほとんどなので、発症直後は避けるべきです。

寝違えは長い場合は2週間以上続くことも

寝違えは長い場合は2週間以上続くことも

 病院で重大な器質的な問題がない場合は、お薬や湿布薬などの治療が行われますが、なかなか改善しないことが多く、少しでも早く軽減したい場合は、鍼灸治療がおすすめです。

寝違えの鍼灸治療について

 鍼灸治療の開始時期ですが、病院などで特に器質的な重大な問題がないと言われた場合は、その日のうちから治療をはじめて問題ありません。軽度から中等度のものであれば、早い場合は1回から2回程度の治療で良くなることがほとんどです。当院では、首の痛みの場所を詳しくお聞きしながら、実際にその痛みと関係する場所をその都度確認し、鍼や灸を行っていきます。それぞれの凝りに合わせて、最も効きそうな場所に治療を加えることで効果をあげています。

症例

寝違え

Aさん 33歳 男性 自営業

 首の下の部分から肩甲骨にかけての激痛があり、座っているだけでも辛いとのことでした。首に少しでも負荷がかかると痛み、寝たり起きたりする際のご自分の頭の重さを支えるのもままならない状態です。また、ドアを開けたりするような軽い動作時にも痛みが走るようでした。

症状の発生過程

 Aさんは子育てに積極的に参加されるお父さんのようで、ご本人の分析では、生後9ヶ月のお子さんに「高い高い」をやり過ぎたのが原因かもしれないとのことでした。普段のお仕事はほぼ一日中椅子に座ってパソコン作業をしたり、人と会うお仕事で、運動は全くしていないとのことです。発症する前の2週間は、普段よりパソコンを使用する時間が長く、首から腕にかけて疲れを感じていたようでした。

鍼灸治療

 実際に痛みの出ている場所は首から背中にかけてでしたが、腕の動きと背部の痛みが連動しているようなので、腕を観察してみました。すると、子育てやお仕事で酷使しているせいか、かなり強い筋緊張がみられます。そのため、治療は首だけでなく、腕全体の緊張緩和も行いました。また、首には強い炎症が起きていたので、炎症を抑える鍼灸の手法を用いて治療を行いました。

結果及び経過

 治療後に本人に軽く動いていただいたところ、ベッドからの寝起きや寝返り時にあった激痛が大幅に軽減され、通常通り動けるようになりました。ただ、痛みが100%なくなったわけではなく、首を動かす際の痛みはまだ残るため、2日後に再度治療を行うことで完治しました。

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※施術の結果には個人差がございます。施術例は効果を完全に保証するものではなく、参考として掲載していることをご理解いただきますようお願いいたします。

首だけが原因でないことが多く全体をみることが大事

 寝違えの原因は様々ですが、多くは日常の疲労の蓄積が要因になります。そのため、治療は首だけではなく、日常でどのように疲労が蓄積されているかをおうかがいした上で、腕や腰なども含めた全体を実際にみさせていただくことにしております。ご紹介した治療例では、腕の疲労も原因のひとつとして考えられ、首以外に腕の治療を行うことで短期間で完治した例をあげましたが、当院では全体のバランスを調えることが効果的な治療を行う上で大切であると考えております。

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