胸や肋骨の痛みがでる肋間神経痛に対する鍼灸治療

肋間神経痛とは、肋骨およびその周辺に分布している肋間神経が痛む症状のことをいいます。肋間神経は、背骨の中を通る脊髄から左右それぞれに出て分岐して、背中側から胸側に向けて分布していますので、肋間神経痛は片側だけに出るのがほとんどになります。

深呼吸をして大きく息を吸う時に胸が瞬間的に痛く感じることが多いのですが、肋骨に沿って肋間神経が走って分布しているので、背中や肋骨を指で押さえるとピンポイントで痛みが出ます。

一般的に肋間神経痛は激痛である症状のことを指していうのですが、治療の現場では、背中や肋骨にそって激痛ではない鈍痛だけど地味にけっこう痛いなどと訴える患者さんも少なくありません。

肋間神経痛の二大原因

肋間神経痛の原因は、大きく二つのことが挙げられます。

一つ目は、肋間神経が筋肉や骨に挟まれることで起きる絞扼性のものがあります。このケースでは、上半身をひねる、大きく息をして肋骨が動くことで痛みが出やすくなります。

二つ目は、帯状疱疹ウイルスが肋間神経で発症した後遺症として起きる持続性のものになります。このケースでは、水疱(帯状疱疹)が肋間神経に沿って出るのが常ですが、まれに水疱がでずに痛みだけが出ることがあります。

そのような帯状疱疹ウイルスが関係している場合は、姿勢の変化や呼吸などによる瞬間的な痛みではなく、数日間から数週間にわたって持続的に激しい痛みがでるタイプのものになります。医学的には「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれます。

肋間神経痛を簡単チェック

患者さん本人が「胸が痛い」「肺が痛い」と感じて肋間神経痛だとは気づかないままの方もいます。呼吸すると胸や肺が痛む場合には、肺や心臓に問題があると勘違いしてしまっても不思議ではありません。

肋骨あたりを軽く指で押してみてください。もし圧痛を感じるようであれば、肋間神経痛かもしれません。上半身をひねったり、深呼吸して痛みがでるかもチェックしてみてください。

※上記の場合、絞扼性の肋間神経痛である可能性はありますが、基本的には自己判断せずに検査をしてはっきりさせてから対処法を考えていきましょう。

鍼灸治療について

肋間神経痛も他の病気と同様に、早めに治療をはじめることが望ましいですが、慢性化したものであっても対処可能です。

原因別で言えば、神経が骨や筋肉に挟まることで痛みが起きる絞扼性の肋間神経痛は、神経の圧迫がとれれば効果がでやすく改善が期待できます。

より深刻な帯状疱疹ウイルスによる持続性の肋間神経痛は、帯状疱疹後神経痛を長引かせないという面においても鍼灸治療がよいことがあります。

温泉が神経痛に有効であるように、お灸の温熱治療も肋間神経痛には効果的です。お灸は家庭療法としてもすぐれておりますので、ご希望の方には自宅でできるお灸のやり方も指導させていただきます。

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