年末年始の胃の不調をツボで解消

家庭でできるつぼ療法   宮下

年末からお正月にかけては、忘年会やお正月の集まりなどで、胃に負担のかかりやすい季節になります。

楽しい気分の中、ついつい飲み過ぎたり、食べ過ぎたりしてまいますが、正月明けに胃の重い感じがしたり、軽い吐き気がしたり、食道のつかえる感じがしたりと、後悔する方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな時に手軽にできるツボを使った調整法をご紹介します。

胃のツボ

胃のツボへは家庭用の台座型のお灸か、指圧をします。指圧の場合は、指でゆっくり垂直に押し込んでいって、10秒くらい圧迫したまま保持し、力をゆっくり緩めるといった感じで3回くらい繰り返します。

足三里

足三里

膝の皿の外側の角から、手の平と同じくらいの幅分下がった所で、すねの骨の際に取ります。

胃兪

胃兪

臍からみぞおちの中間点をまず取ります。その中間点の真裏である背骨からだいたい指の幅3本分くらい外側にあります。

胃兪の注意点とコツ

胃の悪い方は押すと強い痛みを感じると思いますので、痛みが強い場合はお灸をしてもらうか、軽めに押すようにしてください。ツボは強く押せば押すほど効くというわけではありません。逆に、即効性を求めて強く押しすぎると、直後はスッキリしますが、後からかえってダルくなることがございます。

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