肩こり頭痛のメカニズムとツボを使ったセルフケア法

 頭痛の原因として肩こりが関わっていある場合があります。頭痛持ちの患者さんには、肩こりや首こりのある方がとても多く、肩こりを解消することが頭痛の治療になったり、予防につながったりすることがあります。

 肩こりというのは、肩の筋肉が凝って、その部位の血流も悪くなってしまっている状態です。肩こりで血流が悪くなった結果、頭への血流も不足しがちになって頭痛を引き起こすケースもあると考えられます。

 肩こりの原因となる主な筋肉を解剖学的に言うと、僧帽筋や肩甲挙筋が挙げられます。僧帽筋は首から肩にかけてや背中にかけて広がっています。とても広い範囲をカバーしている筋肉なので、首こりや肩こりの主な原因となります。また、肩甲挙筋は、首(頚椎)から肩甲骨の上角にかけてついています。この筋肉が凝っても肩こりや首こりの原因になります。

自分でできる肩こり頭痛予防の方法、ツボ押しも効果的

パソコンの画面を見る時の姿勢を意識する

 顎を突き出して猫背の姿勢で長時間パソコンの画面を見続けると、首や肩に余計な力が入ってしまい、首・肩こりがさらに悪化してしまいます。日ごろから意識して正しい姿勢をキープするだけで少しずつ首・肩こりを改善することができます。

眼精疲労と肩こり頭痛

 デスクワークなど仕事で長時間パソコンの画面を見続けて疲れ目が続いてしまうと本格的な眼精疲労となり、目の疲れだけではなく肩こりや頭痛、吐き気などの症状も出てきてしまいます。

 休憩時間などにコメカミの押して気持ちいい所を優しくマッサージしてあげるだけでも違います。また目や頭、手先ばかりを集中的に酷使することによる体の使い方のアンバランスが原因の一つにもなっているので、全身を動かすストレッチ体操などもおすすめです。午前中はよくても午後から夕方にかけて全体的に疲労が蓄積してくると目の疲れや肩こり・頭痛の症状がでてくることが多いので、こまめにケアしてあげると予防になります。

こめかみのマッサージ治療ポイント。やさしく行い、長時間やり過ぎないのがコツ。

こめかみのマッサージ治療ポイント。やさしく行い、長時間やり過ぎないのがコツ。

肩まわりおよび四肢末端の血行をよくする

 緊張型頭痛の場合、肩甲骨や腕などのストレッチ、または首・肩まわりを温めるなどして血行をよくしてあげると筋肉が緩んで肩こりの改善につながります。

爪の際をやさしく揉んで末梢の循環改善

爪の際をやさしく揉んで末梢の循環改善

 頭痛が起きると症状のある頭に意識が集中してしまいがちですが、頭痛の時に手足先を触ってみるといつも以上に冷えてしまっているタイプの人は、四肢末端の冷えを解消すると頭痛も楽になることがあります。自宅であれば足湯もよいですが、外出先であれば手足先の爪の際をやさしく揉んであげる爪もみも手軽にできるのでおすすめです。四肢末端の冷えが改善されると頭痛や頭重感も楽になります。

どこでも簡単にできる呼吸法でリラックス

 呼吸法をうまく活用すると上手にリラックスするきっかけになります。呼吸法で自律神経(交感神経と副交感神経)に働きかけることができます。具体的には、吸うと交感神経が優位になり、吐くと副交感神経が優位になります。リラックスした場合は、活動モードの交感神経ではなく、ゆったりお休みモードの副交感神経を優位にする必要があるので、吐く時間を長くします。鼻から1秒程で吸って、4~5秒かけて口から長く吐くというイメージです。

歯の噛みあわせが肩こり頭痛と関係することも

 歯科学の分野では、噛みあわせや夜間睡眠時の歯ぎしり・食いしばりが肩こりや頭痛を引き起こすと言われています。歯ぎしりや食いしばりは睡眠時だけでなく日中でも無意識・無自覚にしてしまっている人が意外に多くいるようです。

 前述した呼吸法なども含めて上手にストレスや緊張を解消してあげることで歯ぎしりや食いしばりは改善を期待できます。

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