不妊症の基本ツボと特殊ツボ

不妊症でご来院の方々は、年齢的にも当然ながら現役世代になります。毎日時間を自由に使えるわけでなく、鍼灸院へ通うのも土曜日や、仕事が休みの日に限られてしまいます。当鍼灸院では、忙しい現役世代の方が効率的に不妊治療ができるようにするため、ご希望の方には家でできるお灸のやり方とツボをお教えしています。

基本ツボ

不妊症の原因が様々あるように、不妊に対して使うツボも、ひとりひとりの体質に合わせて選んでいきますが、不妊に対する基本のツボというものもございます。それは三陰交という名前のツボで、ほとんどの状態の方に使用することができ、家庭でのお灸指導にも常用されています。雑誌などのツボ特集にも必ず登場する、不妊症から婦人科系の症状全般に用いられるものです。

三陰交

不妊症のお灸で使われることの最も多い基本的なツボです。

不妊症のお灸で使われることの最も多い基本的なツボです。

内くるぶしのとがった所から、指の幅4本分程度上のあたりで、骨の際に取ります。

教科書に載っていない古文献中の不妊のツボ

古くから鍼灸が不妊症の治療へ応用されていたことが、この文献の記載からうかがえます。

古くから鍼灸が不妊症の治療へ応用されていたことが、この文献の記載からうかがえます。

家庭でのお灸ではなく、当鍼灸院で不妊の方に用いること特殊なツボをひとつご紹介します。それは、「子宮」と名前のついた、いかにも婦人科系にとても良く効きそうな名前のツボです。これは約1000年前くらいに出版された『針灸大成』という中国の古い鍼灸学書の中に記載されているものですが、「ここに針ならば2寸、灸ならば14壮をすることによって、婦人の久しく妊娠しないものを治す」とあります。教科書などに載っている一般的なツボではなく、経外奇穴と呼ばれている、あまり知られていないツボです。

三陰交

子宮穴

教科書に載っていない特殊なツボ、不妊症に効果があると伝えられています。

まず、おへそから手の幅と同じくらい下を基準点として取ります。その基準点から、左右に指の幅4本分くらい外側が「子宮」というツボです。

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